1万円前半で購入出来るオススメのレコードプレーヤーをご紹介します!(audeio-technica/AT-LP60X)
↓YouTube動画ではAT-LP60Xの特徴や使い方の他、音質比較等も収録
この記事の目次
最近の昭和レトロ人気について
ここ最近レコードやカセットテープ、フィルムカメラなど、「アナログ回帰」と呼ばれる動きがみられます
レコードに関していえば洋楽・邦楽の生産数量、金額がこんなにもアップ。
近年アメリカではCDの売り上げをレコードが上回ったりと世界的なブームにもなっています。
レコードはナチュラルであたたかみのあるアナログの音。インテリアとしても格好良いLPレコードのジャケット。
レコードが鳴っている部屋でジャケットを見ながら高音質な音楽を楽しめるのもレコードの魅力。
今はサブスクが主流の時代ですが、あえてアナログで音楽を楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介するレコードプレーヤー
今回はイヤホンやヘッドフォンで有名なaudio-Technicaのレコードプレーヤーを購入してきました。
Amazonベストセラー1位にもなっている人気商品。(※ランキングおよび金額は撮影時のものです。)
これから始めるという方にも購入しやすい1万円前半の価格。
↓価格は変動する可能性があります。
同価格帯でスピーカー内蔵プレーヤーというのもあるんですが、音質は値段相応で結局別途スピーカーが欲しくなったりします…。
スピーカー内蔵していないプレーヤーの方が組み合わせも楽しめますし、音質も良い場合が多いので個人的にはおススメです。
イヤホンやヘッドフォンのイメージが強いaudio-Technicaですが、実はもともとレコードのカートリッジを作っている会社。
今回のプレーヤーにもコスパが良く、評判の良いaudio-Technica製のカートリッジが搭載されています。
↓今回ご紹介するプレーヤーのカートリッジ。
ご紹介するレコードプレーヤーの特徴はこんな感じ。
・ フルオート式
スタートボタンを押すだけでレコードの再生・停止を行うことが出来るフルオート式。
ボタン一つで再生してくれて、片面の再生が終わるとアームが自動的に元に戻る仕組み。難しい作業が必要ないので初心者にもピッタリ!
・フォノイコライザー内蔵
通常レコードを再生するにはフォノイコライザー、アンプ、スピーカーが必要です。
このプレーヤーにはフォノイコライザーが内蔵されているので用意するのはアンプとスピーカーだけ。
ちなみにアンプが内蔵されているアクティブスピーカーであれば、この2つを繋ぐだけで再生出来ます。
↓低価格お勧めアクティブスピーカー
2ウェイブックシェルフスピーカー マルチメディアステレオスタジオモニタースピーカー42W RMS (サブウーファーライン出力付き)-ウッド
箱はこんな感じ。プレーヤーの写真がしっかり印刷されていて期待が高まります!
【開封】
まずプレーヤー本体にプラッターを置きます。プラッターはアルミ製でしっかりしてます。
安いプレーヤーだともっとチープだったりするので有難い。
赤いリボンにドライブベルトと呼ばれる輪ゴムの様なものが掛かってるので、金色のプーリーに引っかけていきます。
レコードを保護するためのフェルトマットを敷いていきます。最後に蓋を装着して完成です。
配線の接続や使い方などについて
レコードはデジタル音源とは違って斜めになってたりすると音に影響が出てしまうのでプレーヤー本体は水平な場所に設置。
プレーヤー裏面にはPHONOとLINEの切換えスイッチがあります。
内蔵のフォノイコライザーを使用する場合はLINEに設定。外部のフォノイコライザーを使用する場合はPHONOに設定します。
こちらにはオーディオケーブルと電源アダプターの差込口。付属のケーブルを挿して使用します。
レコードは大きく分けて2種類。
EP盤は直径7インチ (17cm)、1分間にレコードを45回転させて再生。
片面に5分~8分ほど録音することが可能なので両面で2、3曲入ってることが多いです。
LP盤は直径12インチ (30cm)、1分間に33と1/3回転で再生。
片面に最大約30分、両面で約1時間と長時間収録することが可能。
盤よりも長く再生できることから「Long Playing」=LPと呼ばれています。
レコードプレーヤー(AT-LP60X)の再生方法
LP盤を再生するときはターンテーブルにレコードを置いて、回転数セレクターを33(33 1/3)に設定。サイズを12"に設定しておきます。
EP盤を再生するときは回転数セレクターを45、サイズを7"に設定。
ただEP盤は別名『ドーナツ版』と呼ばれていてこちらの穴が大きいため、EPアダプターを使用して再生します。
ちなみに、真ん中の大きな穴はジュークボックスの中でレコードを機械的に自動装填しやすくするためのもの。
オート再生はレコードを乗せたあとこちらのボタンを押せば自動的にアームが動いて再生してくれます。
マニュアル再生はこちらのアームボタンを押すとアームが上がるので再生したい場所まで針先を移動。もう一度アームボタンを押して再生開始です。
レコードが再生する仕組み
レコード盤には細かい溝がありその溝に音の振動が記録されています。
まず音を記録した溝をレコードプレーヤーの針でなぞることによって電気信号に変換します。
その電気信号をフォノイコライザーを使ってレコード盤に記録された音を本来の音に復元。そしてアンプで増幅させてスピーカーで再生する仕組み。
実はスピーカーにつながなくてもほんの僅かに音が聞こえます。オルゴール的な感じですかね。
昔の蓄音機も針で拾った振動を直接大きなホーンによって増幅させて音を出してました。
レコードはCDよりも再生周波数帯域が大きく、デジタル処理で埋もれてしまうような音も記録されています。
収容出来るデータ量が大きくて圧縮されてない生の音が収められているので、よりナチュラルな臨場感のある音。
しかも、α波が出てるとか出てないとか。(※諸説あり)
レコードを聴くと眠くなる時があるのはそういうことなのでしょうか…。※個人の感想です。
それでは実際にレコードの音を聴いてみたいと思います!
今回は比較として同じくaudio-Technicaから出ているお値段約4倍のプレーヤーをご用意しました。
スピーカーはブックシェルフスピーカー(JBL L52Classic)を使用します。
↓こちらのYouTube動画では実際の音をお聴きいただけます。
【まとめ】
今回ご紹介したプレーヤーはこの価格としてはなかなかの音質。レコードのナチュラルであたたかみのある音を楽しめます。
なにより1万円前半の価格は魅力的、LP盤でいうと4枚分くらいの価格でしょうか。
オート再生機能やフォノイコライザーが内蔵されているので、これからレコードを始めるという方には最適の一台。
高いレコードプレーヤーの方が針や重量が向上したこともあって音が良く、デザインも格好良いですし、機能も豊富で高級感があります。
比較した2台は価格や機能が異なりますが、自分にあった機種を選んでみてはいかがでしょうか。
レコードを聴くのは手間がかかるぶん、アナログならではの楽しさがあります。
昔の曲をレコードでかけると、音を通してその時代の空気を感じることができる。そんなノスタルジーに浸れるアイテム。
何といってもレコードはこのLP盤の様に大きくてサブスクやCDには無い存在感。
ポスターの様に飾ることも出来ますし、所有感が満たされます。現在主流のサブスクにはない魅力ですね。
音楽の聴き方が多様化している今、あえてアナログな楽しみ方も良いかもしれません。
END
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